赤川次郎 幽霊 シリーズ文藝春秋
午前一時。夕子と宇野警部は、山間の小さな町の病院に身を潜めていた。窓の外には散弾銃を持った町の人間が徘徊している。 病室のベッドには瀕死の青年がいた。 青年は院長の一人息子が殺された事件に関係していた。 被害者の父と、彼を慕う町の全員が復讐を誓う中で、宇野と夕子は青年を守りきれるのか。 緊迫の表題作を始め五篇を収録、被害者・犯罪者の心情が胸に迫る『幽霊シリーズ』第十八弾。
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