赤川次郎 徳間文庫
警視庁捜査1課の大谷努警部と部下兼恋人の香月弓江刑事は、指名手配中の小山泰の愛人宅を車の中で見張っていた。 そこへ突然現われたのが大谷を溺愛する母親である。 追い払われた弓江は、近くの神社で倒れている少女を発見した。
少女の掌には「建介」と「呪」の文字が書かれていた。 しかも意識朦朧の中、少女の口からは「許して…。建介さん…」と謎の言葉が―。
同じ頃、人気歌手の田崎建介が六本木のディスコで急死し、事件は意外な方向へ…。
大人気のトリオが難事件に挑むユーモア・ハードボイルド第4弾。
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