赤川次郎 徳間文庫
フリーライター兼編集者の矢吹徹治は、郊外のニュータウンのマンモス団地に、妻のそのみ、娘の愛と暮らしている。 夜通し仕事をしながら朝を迎える多忙な毎日だ。
ある朝、通勤途中にいっしょになったご近所の城山が、駅の階段で倒れて亡くなってしまった。 城山はこのところ、眠りたくても眠れない不可解な症状に悩んでいたという。 だがこれは、矢吹夫妻のまわりでたてつづけに起った事件の、ほんの始まりに過ぎなかった。 平凡な日常を蝕んでいく、なにものかの黒い意思。
緊迫のサスペンス&ミステリー。
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