赤川次郎 新潮文庫
細川康夫と、宮内加津子は四年前に離婚した。 細川は娘の宏枝を、加津子は息子の朋哉を引取っている。 そして年に一度“離婚記念日”には二人だけで会う約束をしていた。
しかし、今年ももうすぐその日がやってくるというのに、なぜか二人とも落ち込んでいる。
男は男の、女は女のプライドを抱え、「幸せなふり」をしてきたが、今年は最悪の日になりそうな気配が…。
長編小説。
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