赤川次郎 新潮文庫週刊 赤川次郎
18 歳の売れないタレント、石川ひかりの今後の仕事はTV番組のレポーター。 それも、一家心中があった家に一晩泊まるというものだった。
そして撮影当日。 夜中に壊れた電話が鳴り出した。 ところが演出ではないらしい。そんなばかな。 しかも受話器をとると女の声が…(「幽霊屋敷の電話番」)。
一本の電話が引き起こす、思いもよらない事件の数々。
怖いのは声、それともベルの音。
目次
見知らぬ女の電話 ただ今、お話し中 代りに泣く夜 遅い通報 懐しい声 孤独な電話 幽霊屋敷の電話番 父と娘の回線
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