【発売:2006年7月】
目を覚ますと、そこは昭和20年、太平洋戦争下の東京だった―。 政府の教育改革審議会で徴兵制に道を拓く答申がまとめられた翌朝、審議会委員・日下良治を揺り起こしたもんぺ姿の妻は、息子に赤紙が来たことを告げた。 21世紀に生きていたはずなのに(表題作)。 現代の日本に危機感を抱く著者が、絶望を通して希望を描いた入魂の物語4編。 |
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