【発売:1988年3月】
幼稚園からずっとS女子学園育ちで、家庭にも恵まれ、何不自由なく育った上流社会の娘、真由子。 そんな彼女が、高校三年の時、突然行方不明になった。 二年後、彼女は戻ってきた。だが彼女は記憶喪失に…。 なぜ彼女は行方をくらまし、記憶を失ったのか? この作品は20歳になった女性が、「自分がどんな人間だったのか」を探っていく物語である。 そして「本当の自分」と対面したとき、彼女はどうしたのか? 恋・友情、そして家族。赤川次郎が放つ、サスペンス・ミステリー。 |
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