【発売:1988年11月】
西沢芳恵の一人息子が団地のベランダから落ちそうになったところを間一髪、救った恩人、佐原。善良そうで魅力的な彼に、夫妻は好意をもち、西沢のいる会社に職の世話までした。 しかし、経理の女性の自殺、西沢家の近所では家庭崩壊、と事件が相次ぎ、それに佐原が関係しているという情報が…。 人を信じやすい平凡な女が、男のあつかましさと、見せかけに我知らず惑う姿を描き込んだ、会心のロマンティック・ミステリー。 |
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