【発売:1991年9月】
十五年前に犯した殺人事件の共犯者である淳子の父親が死んだ。 これで、あの忌しい過去を記憶しているのは淳子ひとりのはずであったのだが…。 通夜が終わりホッとひと息ついた頃から、身辺に不可解な事件が起こるようになる。 次女の美樹が公園で襲われたり、淳子たちが殺した女性の友人と名のる女が現れたり―。 いったいこれは偶然なのか、それとも淳子を苦しめるために誰かが仕組んだ罠なのか。 そして、ついに新たな殺人事件が発生した。 過去の罪に怯え苦しむ女の結末は? 華麗で恐ろしいロマンティック・ミステリー。 |
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