赤川次郎 角川文庫
深夜の山中で、車が突然故障してしまったわたしは、近くの電話ボックスへと飛び込んだ。 そこから、高校時代の友人へとかけた1本の電話が、20年前の色あせることのない想い出の中へと、わたしを引き込んでいった…。(『長距離電話』より)
人は、一生のうちで、いくつもの別れに出会う。 ある時は、別れに涙し、またある時は、別れに希望を残しながら別れてゆくのだろう。
7篇の〈別れ〉を様々に綴った珠玉の短編集。
目次
長距離電話 自習時間 優しい札入れ 愛しい友へ… 雨雲 敗北者 灰色の少女
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