赤川次郎 角川文庫
夫が自宅で殺された。 血まみれで居間に倒れていた夫は、 最後にひとこと「ゆきこ」と言い残して息絶えた。
平凡で、無口で、退屈だけれども「いい人」。 それだけが取り柄だった夫が、何故殺されたのか。 「ゆきこ」とはいったい誰なのか。
夫の生前を探り始めた千草の前に、思いもかけない事実が次々とあらわれて…。 夫婦の絆を切なく描く、長編ミステリー。
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