赤川次郎 角川文庫
私立K女子高校。早朝の教室で、ひとりの生徒が手首を切って自殺しているのが発見された。 TVレポーターとしてその事件の報道に関わることになった白木。
しかし視聴率優先の番組づくりに嫌気がさした彼は、独自に自殺の原因を探り始めた。 学校側も両親も、明らかに何かを隠している。やがて白木は少女が遺書をのこしていたことを知り、何とかそれを手に入れようとするのだが…。
(「本日は悲劇なり」)表題作の他に、中編「1/2の我が家」を収録した、贅沢な作品集。
目次
本日は悲劇なり 1/2の我が家
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