赤川次郎 角川文庫
母・陽子が、父以外の男性と会っているのを目撃してしまった亜紀。 祖父・茂也が入院し、次第に離れ離れになっていく亜紀の家族に、決定的な事件が起きる。 父・正巳が、多額の借金を残して家出してしまったのだ。母と亜紀だけが残された家のまわりを、ヤクザまがいの借金取りがうろつくようになる。 友人たちに支えられ、持ち前の明るさでこの危機を乗り切ろうとする亜紀だったが…。 人生の迷う大人たちを、時に厳しく、時にやさしくみつめる亜紀。
少女の目を通して人の絆の意味を問う、傑作青春小説。
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