赤川次郎 角川文庫
人気絶頂のアイドルスター、小松原麻子の通うN高校二年C組に、ライフルを持った男が立てこもった。
男の要求はただひとつ、麻子と二人きりで会って話をすること。 さもなくば一時間に一人ずつ、人質のクラスメートを殺していくという―。
刻刻と迫るタイムリミットと、さまざまな思惑から繰り広げられる人間劇。 不意に襲いかかってきた狂気によって、スターとしての日常がつき崩されたとき、十七歳の等身大の少女として麻子も大きく変貌をとげはじめる。
手に汗にぎる緊迫した展開で芸能界を描くサスペンス・ミステリー。
管理人(my-shelf.com)へのご連絡は、info●my-shelf.comへ。 「●」を「@」へ変更して下さい。