赤川次郎さんの執筆された作品を紹介しています。
十六歳の女子高生・令子は、ある夕暮れ時の小径で、白いドレスの女性とすれ違った。
その女性はすれ違いざまに、令子に向かって「あなたが生まれて来たのは間違いなのよ」とささやくと、暗闇に溶けるように消えてしまった…。
あの女性は幽霊だったの?そして彼女の言葉の意味は? 令子は、死者たちに導かれるようにして、自らの出生の秘密を知っていく―。
生と死の境界を超えて綴られる、哀しく美しい現代の怪談。