赤川次郎さんの執筆された作品を紹介しています。
“十二年前に九歳で失踪した金井和恵になりすまし、母親の智子が今は再婚している三浦家を訪ねよ”
これが役者の卵・戸張美里が、友人の代役で受けたオーディションでもらった最初の仕事だった。
そのオーディションで指定された時間が真夜中の十二時、ヘンだとは思いつつ、美里はついつい“役者”として和恵になりすまし、三浦家を訪ねる。
何の目的かも、そこに身の危険が待ち受けている事も知らずに…。